ツールド八ヶ岳
ツールド八ヶ岳にエントリーしたのはこれで4回目。
1回目は清里から自走で向かう途中で、落車してハンドル折ってDNS。2回目は一昨年で完走。3回目は調子が上がらずそもそも現地まで行かずにDNS。
今回も調子が上がらないままにDNSにするか迷ったが、土曜日から奥さんが開田高原で仲間と滑るってことで、途中まで乗せていきがてらK早川さんに奥さんをピックアップしてもらう。自分は独りで八千穂まで向かった。
という事で今回は練習と機材チェックのつもり。
現地では受付後に機材チェックを兼ねて試走。明日に使用予定のZIPP303後輪のフリーの調子が最悪で、予備に持って行ったホイールで走るしかないと思ったが、夜に調整をしてイケるだろうと踏んで当日は使用した。結局はガタが出まくったが、タイムに影響したかどうかは不明。土曜日は軽く一本登ったのみで、あとは機材メンテに追われてしまった。
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そして日曜日、レース当日。
朝は0℃近かったようだが、現地に着いて陽がのぼってくればかなり暖かい、絶好の自転車日和となった。
昨夜調整したつもりの後輪がやはりイマイチで、アップもままならない内に荷物預けの時間に近づいたのでスタートまで下ることにしたが、下るだけでもちょっと怖いぞ。まあ登りだけならなんとかなるか。
スタート前の相変わらずのマトリックス安原監督のおもろい挨拶のあと、順序良くスタートが切られる。
並び位置は気にしなかったので前に20名くらい?スタートから暫くの緩斜面は、向い風のせいかかなりのスローペースで集団のまま進む。どこからか『このくらいのペースで行って欲しいな〜』との声も聞かれるが、3km地点の勾配が急になる辺りで集団もバラけ始める。自分も集団が270W以上で登り続けるのを見て、自主的に離脱を決めることにして以降は単独走となった。
今回はパワーメーター装備なのでFTP100%を目標にしたが、まるでその数値に届かない走りを続ける。緩斜面で次のEクラストップのシナジーI上さんがいい速度差で抜いていく。その圧倒的な出力感にしばし呆然としながらも、こちらは160拍を越えるとやたらに苦しく感じられるのみで低空飛行を続けるばかり。せめて中間地点のスキー場近くの緩斜面では、風除けの為に小集団に乗りたいと後ろから来るEクラスの上位集団にしばし着くも長続きせず。
ゲートから上も淡々と行くのみで、出力を見るのも止めてしまった。さらに後発のGクラスの先頭にも追い抜かれ、走りきった感もなくゴールした。さすがにレース以外で何度も走ってるコースだけにそれほど長くは感じなかった。
白駒池の駐車場で荷物を受けとり、ちょうど隣で下山準備していたGクラス2位のADONさんとこのK田さんとしばし歓談させてもらう。50代ながらじぶんより7分も早い!
早々に下山するも途中のスキー場もスルーして抽選会もリザルトの確認もパス。下の駐車場には一番で帰って来た。会場をあとにして帰路途中でせめて清里のROCKに寄ってカレーは食べておく。
高速のPAで時間を調整して、再び奥さんをピックアップして一緒に帰る。あちらは女子会で相当に楽しかったそうな。こちらも独りでレースに集中できたと言えばできたかもしれない。
- 1時間22分08 男子D 31位/160名 Ave.18.26㎞/h(コース延長25km)
Rotor Powerでもデータをとっていたが、Ave.201W Ave.16.7km/h(22.8km)と大きくプロフィール・公式記録と異なる。
心拍数も途中で2桁を表示していたりしたのでアテにならず。しかし160拍時でも苦しく感じた。
一昨年よりもおよそ1分30秒落ち トップから12分45秒遅れ
しかし、今年は序盤の向い風の影響か一昨年よりも全体的にタイムが2〜3分ほど伸び悩んだ模様(昨年は雪の影響でコース短縮)
という事は一昨年とあまり変化なし?機材も替え、毎年強くなることを願う身としてはそれも残念ではありますが。いづれにしろ、満足する走りが出来たかそうでないかは自身がよく分かっている。機材トラブルに追われてあまりにアップが不足していたこともある。
次戦として予定している5月の車坂峠ヒルクライムには、もう少しまともな走りが出来るように準備していこう。そうでないと、6月の栂池で自己ベストを出すことは遠い夢になりかねない。栂池では60分を切りたい・・・と言っておく。