ツールドおきなわ2016 振り返り
今年も来年の自分に向けて書き残しておきます。
歳も重ねて厳しくなっていくかもしれないけど、来年はより強くなっていないといけないし、おきなわには今年以上でなければ来る意味がないので記しておきます。
来年は完走は当たり前として、今度こそシード(50位以内)を目指せ
今年は完走は出来ると思っていましたし、それは間違っていないとも思いますが、チカラ不足も分かっていたので改善点も幾つかあります。
機材:
TIME SKYLON
ギア歯数 DURA-ACE×バロックギア 52-38 12-28
ホイール ZIPP303 Firecrest(2015と同じ)
タイヤ Vittoria CORSAチューブラー 23㎜ 前後 8.5barくらい
補給食:計2,000kcal以上くらいをレース中に摂取
ジェル×8(Wiggleエナジージェル2種類) 800kcal → 5本分くらい消費 500kcal
パワーバー×3 → 2本消費 470kcal
スポーツ羊羹プラス×5 → 3本消費 330lcalくらい
CCDドリンク 500ml×1 → 1本を消費 170kcal
グリコ BCAA+クエン酸ドリンク 500ml×1 → 1本を消費
エンライテン ×2 → その都度摂取 1.3ケース分消費
フリッパーのビスケット → 1.5ヶ消費 150kcalくらい?
スタート前までに摂取したモノ:計550kcalくらい
ジェル ×1
メイタン2RUN×2錠
エナジーバー ×2本
ポカリスエット ×PET1本
朝食:510kcalくらい
白米 茶碗 ×2 400kcal
グレープフルーツ ×6切れ 30kcal
シリアル+ヨーグルト 80kcalくらい?
補給所にて:水ボトル ×1
スポーツドリンク ×2
備考:
①機材
気温 27℃くらい 序盤は暑さを感じない/全般に涼しげだった 晴天で路面はドライ
普久川まで緩い追い風、南下時には緩い向い風
最高速が69.6km/hとかなり遅かった。これはレース中も感じてはいた。
ZIPP303は下りが速い印象があったが、タイヤのせいか?。走りが軽い印象はあった。
フロント歯数52Tは問題ない
38T バロックギアは悪くはないが、その効果を顕著に感じるには至らず。ただ登坂の後半でもケイデンスをなるべく落とさずに済んだかもしれない。
リア12Tでは足りているが、11Tがあってもいいかもしれない。
38T×28Tは頻繁には使用しなかったと思うが、脚攣りの兆候が出てからは使った。ただギアを軽くしても脚攣りには対応できなかったので、25Tでも足りたかもしれない。
12-28ではやはり平坦でのギア落差が大きく少し走りづらかった。
52T×28Tは後半には使用した。もっとインナーを巧く使えば良かった。
チェーンオイルにはワコーズのブレンドオイルを使用。土曜日の試走後にもう一回塗り足しておいた。ちょっとふき取りが少なかったみたい。
②補給食
朝食も昨年並み、他にあまり食べるべきものがなかった。他の選手の朝食を見るに、炭水化物以外にもう少し他のモノも食べてもいいのかもしれない。
スタート前までに細かく摂取し続けたので、空腹感は無かった。昨年同様に安波〜宮城で疲労感を感じたし、実際パフォーマンスも落ちた。学習していないな。
持参した補給食は摂取自体はし易かった。序盤はセオリー通り固形物メイン、2回目の普久川以降はジェルを交えた。
序盤の序盤はビスケットでも食べるつもりが、落車により余裕がなくなり、58号でローテ中に欠片を食べるにとどまった。
エナジーバーを1本とスポーツ羊羹プラスを2本余らせてしまった。
エナジージェルも3本分くらいは余らせた。
エンライテンを随時摂取していたが、停止した脚攣りには対応できなかった。内蓋を外しておくことで一枚〜数枚ことに取り出すことは容易だった。
③その他
平坦でのケツ痛は相変わらずだが、我慢できないほどではなく、特に西海岸の平坦では後ろに回る時にダンシングでリフレッシュを繰り返した。
パッドの擦れ対策にイナーメオイルのシャモアジェル、Raphaのシャモアクリームを使用。
1回目の普久川 6.8km 20:30ほど(232W)
昨年よりも出力・タイム共に下がった。
登り口からほぼ単独走で、ペースで登ったので仕方がないか。
奥の登り(2段分) 3.8㎞ 11:38 218W
登り口でジュニア140㎞に追いすがった以降はペース(勾配のあるところで4倍くらい)
2回目の普久川 6.8㎞ 23:50ほど(191W)
完全に出力は出ていないが、ここもペースで破綻せずに登った。他の選手に追い抜かれることは無かった。
全般的に登りでの出力の低さが気に入らない。
平坦での単独走でも速度は落とさないまでも出力は出せなかった。ただ各所で降りるつもりが、他力本願にならずあくまで自力でゴールを目指したところは頑張れたと思う。
既に脚の合う選手がまわりに居なかったせいもある。
後半に足が無くなったのは感じ、脚攣りに悩まされたので出力は更に低下した。宮城〜安部間の失速が大きかったようだ。
TSB0.9 で出力データ的には疲労なし。うまくTSBとCTL・ATLの数値を合わせて挑めた。
ホテルオリオン前の集団落車について
どうやらナルシマの選手が、下りでボトルをとったが路面の凸凹でハンドルをとられて落車したのが契機だったらしい。
80名ほどが影響を受けたらしいが、私は落車の山に突っ込んだ最後のほうらしく、私に突っ込まれることは無かった。
前が捌けないと再スタートも出来ず、再スタートした時分にはほとんど選手が残っておらず、落車で停止を余儀なくされたが集団に復帰した選手も多い中でわりを食った形となった。
ここでの停止時間は約6分間
普久川で後輪がブレーキシューに擦っていたのを調整するために1分弱の停止
脚攣りによる停止が2回あった
各2分間 動くことが出来なかった。
時間切れが間違いない中で、羽地ダムの登り先での立ち話で1分弱の停止
58号を集団のままで推移出来ればより脚を使うことも、無駄な時間をつかうことも無かった(風も穏やかなので集団のペースも遅くは無かった)ので、落車が無ければとの無念さは隠しようもない。
集団内でどこまで着いて行けたのか試してみたかった。
完走177名 (出走329名) 完走率53.7%
気象条件が良かったおかげか、極めて完走率が高かった。
そんな中でのDNFは恥ずかしい限りだ。せっかくゼッケン番号も400番台に入ったのに、また500番台以降に逆戻りですか。悔しすぎる結果だ。