kinofit
元U23アジアチャンピオンの木下君のフィッティングを、Quest日進で受けてきた。
木下智裕君の略歴はコチラ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E4%B8%8B%E6%99%BA%E8%A3%95_(%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E9%81%B8%E6%89%8B)
ってことより、彼の事はずっと前からblog等で活躍を目にしていたので、早々な選手引退が残念だった。
別府・新城に続く次の世代の旗手じゃないかと期待していたから。
そんな彼が始めたkinofit
通常は彼の地元の湘南方面で行っているらしいが、今回の出張フィティングはQuest日進の横井店長その他の方々の要請にて実現した。
自分はQuest日進とはこれまでなんの縁も無かったが、参加の旨TELしたところ横井店長に快く了承していただけた。
午前中にD.Cに行って、その後チーム員?のまる子ちゃん(22〜23歳 女性)に付き添って、初めての二ノ瀬を体験していただいた。
以前から二ノ瀬に興味がおありの様子だったので、足の捻挫も心配なのでペースを上げない自分がエスコートした次第。
相当に頑張って登っていたようなので、これで登りが嫌いになるんじゃないかが不安ですね。ともあれ峠までよくぞ登りました。
自分はどうせ速度出せないならばとアウターで登坂するも、5km/hくらいじゃ筋トレにもなりませんね。
さて午後からkinofit
お店までのルートがちょっと不明で遅刻・・・挨拶も早々に開始です。
事前のメールで自分はおきなわ市民210㎞の完走が目標だと伝えてある。
まず軽く固定ローラーに乗って回す。悪くない、キレイに回せているとのお言葉。
ただ骨盤の傾き具合と腹筋の使え無さが気になったようで、以降ほとんど自転車から降りての身体の動かし方レッスンに明け暮れました。
自転車に乗っても仕事中の横井店長まで引っ張り出して2人がかりで身体を押さえつけて身体の傾き具合を覚えさせる〜なんかツライ。
他のフィッティング受けた方々からは、すぐに脚が勝手に回り出しました〜とかコメント寄せているようですが、正直なところ自分にはそのような感覚はナシ。
ただ骨盤の傾きにより体重をかけることで長く強く踏むことが出来ると言う理屈は良く分かりました。すぐには実践できませんでしたが。
その結果ステムが1.0センチ伸びて120ミリへ。もともと昨年はこの120ミリステムを使っていたので、さもあらんと持参して良かった。と言うか今の110ミリにしてから3ヶ月くらいしか経っていないのな。
下ハン持ってはちょっと窮屈さを感じてはいたが、短い登りでは腹筋に力が入れやすく感じたので110ミリを使っていたワケ。
ただその代りに少し後ろ乗りになってたようで、今回のフィッティングでは少し前に体重を預けるという感覚か。さらにこれはこれまで意識してこなかった肩甲骨付近の使い方をじっくり指導してもらった。
木下君はもちろんまだ若手なんだが、非常にしっかりした物言いの聡明な印象を与える人柄で、その説明には非常に説得力がある。
もちろんこれまでの実績の刷り込みもあるんだが、以前受けた○○-fitと比べてとにかくフィッターの腕次第でどうにでもなるんだなってことが改めて分かった。
マニュアルを追っていくだけのフィッティングなんてなんの意味も見出せないし、フィッターの力量(乗車経験・フィティングの経験・レース等の経験)が明らかに足らない方にはその資格があるのか疑問に思う。
分度器使ってのフィティングなんて最大公約数的にはなるが、わざわざオーダーでのフィットとは言い難いよね。
ただ幾分変更したこのポジションもある程度乗っていかないとその良さは分からないはず。
そしてこのポジションにあう筋力が不足しているかもしれないから果たしてこれで速くなるかはすぐには答えが出ないところがもどかしい。
ここまで身体の使い方を教えて貰ったのは初めての経験だけに良い機会に恵まれたと思う。
やっぱり自分は猫背だね。。