鈴鹿エンデューロ春sp
初めての試みとして、鈴鹿エンデューロ春spにBREZZA-KAMIHAGIとしてチームで参加しました。
8時間ロードの部に2チームがエントリー。
当初はチームをあげての総力戦の予定でしたが、登録組はほとんど参加が無く2名のみ。
ほとんどは未登録組で構成されています。人数MAXの6名×2
先のチームミーティング時に、どのくらいのモチベーションでレースに臨むかを話し合いました。
チーム戦も初めてですし、未登録組もどれくらい走れるのか不明なこともありましたが、
私の一声で今後、秋の鈴鹿エンデューロを目指すにしろ、テストケースとして全力でやるべき事をやっておこうと提案。
戦力的に優勝争いをするのは難しいながら、入賞(6位まで)ラインを争うくらいは目標にしたい。
そうでなければ折角サポートに回ってくれるベテランチーム員の方々にも申し訳ない。
BREZZA-KAMIHAGIの名前で、結果度外視で楽しく走れれば良いなんてあり得ないとも思った。
早朝からシケイン上のピットの場所取りにサポート役の方々に頑張っていただき、大変に助かりました。
このシケイン上にピットを構えることは、私の強い推しで決まったことなので申し訳なかったのです。
ただ上位入賞を目指すにはここにピットを構えるのは、ほぼ常識のことらしく、他のチームもほとんどがここにピットを設営していました。
1走目はトライアスリートの倉田君に御願いをしていた。脚はあるが、集団内で巧く立ち回って2番手に集団内でタスキを繋げるかが少々心配ではあった。
どうしても序盤は集団も混沌としていて、気が付けば中切れなどあり得るから。
2走目以降はジャンケンで決めたら、私は最後の6番手に。一人が4周を目安に交替することにしたので、最初の出番までだいたい3時間後。
倉田君は先頭集団から中切れ気味で交替に戻ってきて、2走目の野中さんへ交替する。ここで残念ながら先頭集団には復帰できず、単独走を強いられることになった。
先頭争いからはこの時点で脱落する。とにかく先頭にいつまで居続けられるかがポイントながら、エンデューロでのチーム戦のノウハウの無さがいきなり露呈する。
あとは皆、4周回をそれぞれのペースでほぼ纏めていた模様。
私の1巡目は、交替してしばらくは集団も居なかったのでとにかく単独で進むが、やはり単独走はキビシイ。
ホームストレートに差し掛かると、後ろから8時間と240㎞の先頭集団がやってきたのでこれに便乗する。集団に入れてくれたので、先頭に出てローテも回す。
ここには入賞圏内の数チームと240㎞の先頭数人が居て、KINANの選手がその後ろを固めている。
序盤に頑張り過ぎたのか、4周目で右ふくらはぎが攣りそうになるのをなんとか耐えて、次の選手に交替すべくピットイン。しかし、ピットインロード付近は他の選手が大量でなかなか思うようにレーンを変更できず、ペースも上げられずのピットインとなってしまった。
従って、次の走者はこの先頭集団に乗り損なった模様。悪いことをした。先頭集団に乗り続けられれば8:30付近のラップが刻めたが、単独となれば9:30〜10:00となるようで、先頭集団に乗り続ける優位性は明らか。
私の2巡目までには、BREZZA-KAMIHAGI Aチームの順位は11位に。このままいくのかなと思う。
5走目の舟橋君がうまく先頭集団に乗っていたが、2周目で耐え切れずに緊急のピットイン。私もまだ準備していなかったが、スクランブル発進でその先頭集団に戻ることが出来たので、4周回を先頭集団で過ごす。
ここには他チームをラップしていたDESTRAと2〜4位のチームしかいなかったので、その後ろをKINANがやはり押さえて先頭争いに水を差さないように蓋をしている。
と言うことは、その争いとは無縁の私はそのまた後ろで交替にも加わらずに居られるというオイシイ位置。しかもペースは現在コース上に居るなかでは明らかに最速の小集団のはずなので、速いラップタイムを刻むには最適だ。
ドンパチやっているのにいちいち応対しないといけなくはあったが、私も調子が上がってきて余裕があったので無問題で過ごす。
4周して戻ってこれば、10位→7位まで順位が上がっていた。
いきなり入賞も視野に入った気もしたが、6位とは数分差なのでちょっと無理か。せめて8位に追い付かれず7位をキープしよう。
ピットインすれば、次は野中さんのはずが何故か先に走ったはずの舟橋君がスタンバっている?仕方なく彼に交替。
それなら野中さんにはラスト1周を全力で行ってもらうべく待機。ピットレーン封鎖前に交替してもらうべく連絡したつもりが、うまく伝わっていなかったようで、最後まで舟橋君が走ってしまった。
その結果、ゴール前で刺されて8位に後退。この最後の交替についてはモノ申したいこと沢山あるんだけどね。
みんな、頑張って走ったのは間違いないので、チームエンデューロならではのノウハウが得られたのが収穫だったか。
個人的には8周回しか走れず練習としてもコスト低いなと思うが、思ったよりは走れたのに気が付いた。ポジション等がようやく治まってきたのかもしれない。
しかしながら、1巡目に一緒の集団に居た240kmの先頭数名、私はたった4周で交替するからいいが、あのペースで240kmを走っているのか・・・と驚いた。
以前エンデューロにソロで出ていた頃は、とても先頭集団に乗れないのでその速度・負荷を知る由も無かったが、今回短い時間ながらそれを体験出来て良かった。