シマノ鈴鹿 5ステージ 1日目
5ステージ自体は面白いレースではあるものの、当初はTCC内での参加希望者が少なく、今年の参加は見合わせる話もありました。
私自身もチーム総合を気にしながらのレースを走るほどのモチベーションも無く、
個人総合もT.T.Tの弱いこのチームでは上位を望むべくもないので、せめてステージ順位くらいはとの思いもありましたので、
なるべくキビシイことは言わず、参加したい方が参加できるよう敷居を下げるようにチームには伝えてありました。
その結果、定員の6名が参加することになり、
せめて昨年の記録は塗り替えたいと、T.T.Tに関してのみ2回だけ練習会を開催させてもらいました。
その場で皆さんの脚前を確認しながら本番での走り方を考えたり、T.T.Tにおいてはなるべく全員が回って全力を出せるようにしたかった。
ただ大きくは望めないことも承知した。
私自身もそれほど調子が上がっている訳でもないので大きなことは言えない。
土曜日は、相変わらず朝一からのレースが第1ステージ フルコース5周
レースが始まって、まずは知り合いを見つけては挨拶。最近はBREZZAジャージで覚えられていることが多いようで、殆ど着ないTCCのジャージでは認識してもらえない。
散発的にアタックも出るなか、初めてのポイント周回となる3周目のスプーンカーブ過ぎからなんとなくアタック。
しばらくしてチームメイトの三島さんが単独で追い付いてきて引き始めてくれる。
しかし、なんとなくポイント周では無かったかも?と勘違いして、声をかけて逃げ終了。そのまま逃げ切ってポイントを取ることは不可能に近かっただけに間違ってはなかったが。
4周目のデグナー手前から、少々出ていたMKWの湯浦さんと桜台にブリッジして逃げかけるが、これは直ぐに吸収。
5周目もデグナー手前からのロングアタックをかましてゴール前に目立っておこうとするも、400W以上はキープできるわけもなく、下り始める前に吸収されて私のレースは終了。
あとは集団に着いていくだけと思いきや、S字コーナーでの落車に突っ込む寸前にコース外に回避。
ただ集団からは置いて行かれて離れてゴール。
- 86位 集団と同タイムゴール(トップと10秒差はボーナスタイム)
なぜか集団ゴール扱いとなってた。これはラッキーなこと。まだ総合が繋がってます。
続いては、個人T.T ショートコース1周
今年はT.Tバイクも用意したし、ある程度乗って慣れてきたし、昨年のタイムを更新しなければ嘘でしょ。
ちなみに3分を切ることを目標とする。
序盤はある程度抑えていく・・・シケインまでに5秒後に出た後続に抜かれた。
コース取りも大回りしすぎてた。
下りに入って、先ほど抜かれた方を追い抜かす。空力がある程度は良いのか、下りは速度にのるようだ。
ただホームストレートで再度抜き返される。
- 75位 3分3秒 トップから22秒遅れ
がっかりした。勿論、昨年よりも12秒ほど速いが、あまり踏めてない感があった。Ave.出力は、351W/3分と自己ベストながらもっと出せたはずだし、攻めれたはずだ。
本日の3レース目は、T.T.T フルコース4周
6名でスタート、だいぶんと風が強くなってきている。
先頭の三島さんには数名を使ってシケインまで駆け上がって欲しいと伝えてあったのに、独り引きし続けやがる。西ストレートの下りで私が速度に乗せるために、ローテーションを調整したかったのに。
シケインを過ぎてすぐに、先頭に出るまでもなく稲田君が千切れる。これは予定内なので、何事もなく私が埋めて、5名でローテーションを開始。
しかし、10秒を引くはずの3名が、明らかに引けてなさそうだったので、2周目は半分ほど私が引き、残りの半分を三島さんが引くようになる。
3周目のシケイン先で更に2名が千切れて3名に。これで誰も置いていけなくなった。
私と三島さんがほぼ半周を引き、田中兄がローテを回すためだけに前に出るようにする。
その他のチームもコース上に被るようになり、コースを取りにくくなる。
三島さんが先頭時には他のチームに追い付いても、なかなか抜きにかからず後ろに居るので、コースを指示して早く抜くように伝える。
下り区間が向かい風になったこともあり、ロードが先頭だと速度にのれない。明らかにT.Tバイクのほうが速度が出ているので、長く引いてくれるのは助かるのだが、ローテを回そうとしないことに少々イラついてしまう。
私が先頭で速度にのってくると、後ろが離れることが多々あり、後ろからの声に脚を止めることが何度あったことか。
最後は3名が追い込むも、田中兄が千切れるのでそれを待ってゴール。
- 36分02秒 26位/33チーム
タイムを聞いたときは間違いかと思ったけど、毎周回のラップを確認していたので、これはマズイなとは思っていた。
8分ちょっとで回らなくては目標タイムに及ばないのに、9分・9分11秒・9分15秒・8分36秒と9分オーバーが3周回もあった。
決定的に目標設定ミスだ。それに至る走り方も序盤で崩壊してしまったし。三島さんを私が長く引きすぎたか?それによってかえって速度を落としたのかもしれない。
完全に3名となった最終周が最も速かったのは、勿論追い込んだこともあるが、その他の周でなんとかならなかったものか。
自身の力の無さにもの凄く失望した。あまりに遅すぎるタイムだ。下りでの風は強かったが、トップタイムは昨年と変わらないくらいだし、同時に行われていたJCF登録T.T.Tの組のタイムとの比較でも、9位くらいに入ってくる素晴らしいものだった。
この結果、MKWの森崎(BREZZA)が、高校生ながら個人総合トップ
MKWがチーム総合トップに躍り出る。