木祖村2days 1日目
いよいよやってきました、木祖村2days
以下、cyclowiredから転載
「2days race in木祖村」は、2日間3ステージで行われるステージレース。テクニカルガイドの冒頭に「特定上位選手を除いた選手に本格的なステージレース参加機会を提供する」とある通り、クラブチームのアマチュアレーサーを対象とした大会だ。
具体的には、UCIコンチネンタル登録をしていないチーム・選手。又は、UCI登録をしていても、同時期に開催されている国際レース(ツアー・オブ・ジャパン)に出場していないチーム・選手とされている。実業団レースでいえばP1クラスタとE1クラスタの中間と言ったところだ。アマチュアレーサー対象とは言え、全日本選手権の出場資格獲得大会でもある。
会場は長野県中部にある木祖村。味噌川ダムのある奥木祖湖を囲む1周9kmの一般公道をコースとし、周回数や距離を変えて3ステージを設定する。極端なアップダウンや急勾配は無いものの、見通しが悪く道幅が狭いS字カーブが連続するテクニカルなコース。個人タイムトライアルはおよそ1周の8.5km、初日ロードレースは9周81km、2日目ロードレースは14周126km。総距離215.5kmのステージレースとなる。
つまりは、非常にレベルの高いレースであり、私ごときが参加するモノでは無いというところ。
ただ、このレースには以前より非常に興味があり、昨年も参加を打診されたが断った経緯がある。
今年は恰好だけは実業団E2クラスタで走り、チーム内でもモノ申せる立場になってきたので、申し込みが始まる前より参加を画策していた。
ただ、BREZZA内では参加人数が集まらず、最終的にアストロの渡辺さん(E2)と、エトナの土居さん(未登録)をレンタル選手として、5名の選手を集めることができた。
チームからは、村田(E2)、堀田(E2)、嶋田(E3)の3名
嶋田は、今大会唯一のジュニア選手となったため、特例でシニアレースへ参加を許された。
いづれも私より実力者ばかりだが、参加チームはTOJに参加しないJPTチームが多く、格上ばかりを相手にすることになった。
また選手だけではなく、数名のスタッフも参加要件とされる。
チームから、チーム監督の上萩、アドバイザーの濱田が参加。上萩はメカニックとして、濱田はT.T追走車両のドライバーとしての大切な役割がある。
土曜日の早朝にカミハギサイクル小牧本店に集合し現地に向かう。
道中は夜に雨が降ったのか、路面が濡れていたのに慄きつつも、現地に近づくにつれドライになった。
まずは個人T.T
試走時にチームの2名が落車
落車するようなコンディションでは無かったが、、、。
事前の申請通り、私がチーム内で初めにスタート。全体では17番目のスタート
個人タイムトライアルでは、選手1人に他チームのチームカー1台を必ず付けることとなっており、その追走車両に自チームのメカニックが同乗する。
事前の試走では13分40秒くらいだったので、本番ではどれだけ縮められるか。
なるべくライン取りをきれいにすることと、丁寧に踏むことを意識する。ゴール前の登坂ではもがかなかった。
チーム内では3番手のタイム。
- 13分11秒 110位/155名 Ave.300.9W NP317.4W 平均ケイデンス88.1rpm
チームカーの駐車位置はコース脇なので、その他の選手の応援をしたりしながら次の1-bロードレースの準備をする。
15時くらいからロードレース81.0㎞
スタート並び順は、T.Tのリザルトに準じ、12分未満/12分〜13分未満/13分〜14分未満/14分以降の4組に分かれて並ぶ。
それぞれのグループの間にモトが入ってコントロール。例年ならグループ間は30秒ほどの間隔が開けられるために、T.Tタイムの遅いグループは初めからビハインドとなる。
今年は、トンネル内で落車があったせいか、ダム堤上ですべてのグループが完全停止、
6.5?のパレード走行のはずが、リアルスタートまでまるっと1周ちかく走った。
そして、登坂でいきなりのリアルスタート。いきなりの全開走行で、6倍ではまるで効かず、7倍くらいで食らいつくことになる。
登り終えてまだ集団には居たが、しばらく脚が終わってしまって遅れる。
気が付けば先頭集団は遥か、グルペットの住人となっていた。
主にデストラの川瀬さん・小暮さんが先頭付近に居る集団で、30名ほどが周回をこなしていく。
私はとにかく前乗りでないとパワーが出なく、結局終始前乗りで対応することになった。このグルペットについていくだけでも結構精一杯。
残り2周でこの集団からも千切れて、ホンダ栃木のヒトと回して完走を目指す。
最終周で先頭から8分遅れと聞いて、9分遅れると失格との規定があるので、これは完走は無理かとほぼ諦めた。
ただゴールしても赤旗を振られることはなく、最終走者的な扱いだったので、これはDNQなのか?完走なのか?判断がつかなかった。
実はそのあとにもう一人落車で遅れたLEOMOの才田選手がいたので、私はブービー。
チームでは村田、土居がDNF
- 109位/完走110名 155名出走 トップから12分37秒遅れ
初日はこれにて終了。宿に入ってたっぷりの夕食をいただき、明日に備える。
完走なら本戦に、DNFなら残念レースに出走となる。
ただ、リザルトがいつになっても発表されず、ヤキモキしながら就寝・・・やっと23時頃の発表で、完走だったことを知る。
明日は2aの本戦に出走します。